トレッキング(太神山~矢筈ヶ岳~笹間ヶ岳)

今回は今までさんざっぱら間違えてた笹間ヶ岳からの下山ルートを確認することが目的。

が、朝起きると庭も道もうっすら雪化粧。以前ならやめてたかもしれないが、トレッキングポールがあるので決行。

太神山への登山道はさほどでもなかったんだけど、笹間ヶ岳方面へ進むと一面の雪。トレイスもなく真っ白の道はなんだか楽しい。

そして気づいたことは結構多くの動物が通ってるということ。そしてそして楽しいのは本で見た通りの歩き方をしてるってこと。うさぎ、キツネ、タヌキ……。あとなんだかわからない足跡(シカ? にしては小さい)。これは楽しい。

出合峠に着くと、なんと矢筈ヶ岳へ登り降りした足跡が。来る人いるんだと思いながら登り始めるが、やっぱり雪のため滑る。トレッキングポールがなかったらやめてたかも。下りが心配だったが、登りより慎重に行ったせいか危なげがなかった。

そして笹間ヶ岳までさくっと進み下山。……うん、今度こそ正しいルートを見つけた(笑)。ぬかるんでたり草が多かったりと微妙なところもあったけど、舗装路をてくてく下るよりはよっぽどいい。

歩行距離は11.755km。

トレッキング(音羽山)

「どう旅」メンバーを連れてのトレッキング。

前々日に軽く降雨/降雪があったので、日陰には残雪があるかもとか思ってたら、登るに従い、結構な雪。それなりに慎重に進まないと危険なレヴェル。とはいえアイゼンが必要なほどでもなく無事山頂に。

同行者は山に慣れてきている印象はあるが、やはり絶対的な体力・筋力に不安がある。自分でトレーニングやダイエットをしてくれればいいんだが、それも期待薄(笑)。このままで登りきれるのか、それとも何かさらなる手が必要か……。

歩行距離10.399km。

トレッキング(千頭岳~音羽山)

音羽山のルートにヴァリエイションを設けようということで、南にある千頭岳からの縦走を試してみた。

国土地理院の1/25000の地図だけ見て計画してたんだけど、当日の朝、ふと思い立ってWebで検索した。そうすると、いくつか山行記録が出てきたんだけど、どうも道は荒れ気味で判りにくいところもある模様。心の準備ができるので調べといてよかった。

そんなわけで登山口。入り口は広めの林道。登りの用意をしていると、前の方で茶色い影がすごいスピードで道を横切っていくのが目に入った。MTB? 動物? 謎。

気を取り直して登り。たしかにトレイスはあるものの、それほど人が通っていないような道すじ。ただ、赤テープが頻繁にあるため、順調に進む。が、しばらくしてロスト。一瞬テープの場所まで戻ろうかとも思ったが、地図によれば、素直に尾根に登山道があるようなので、そのまま進み、道に合流。

そしてこのあたりから勾配が激しくなると同時に、前夜の雨でぬかるんだ地面になる。ここで大活躍したのがトレッキングポール。しっかり刺してゆっくり登ることで、転ぶこともなく進めた。いやー、さすが。ポールがなければ相当に苦労したと思われる。

結構な急登を登り詰めて464mのピークへ。そこから千頭岳、さらには音羽山までアップダウンを繰り返す。そこから大谷方面へ下山。逢坂山には行かず、そのまま帰路へ。

この日は人が少なく、音羽山山頂で2組5人と、大谷方面から登るMTBを持った人1人に遭ったのみだった。

総括としてこの道はあんま進められないかな。音羽山に直に登る道のほうが綺麗だし整備もされてる。人を連れてくるならこっちかな。

歩行距離9.643km。

トレッキング(繖山)

雪山に登れないと近場で行ける山も限定される。というわけで繖山再訪。

今回の山行では先日購入したトレッキングポール、ブラックダイヤモンドのトレイルショックコンパクトを試すのが主目的。

結論から言うと――あんなものを使ってると人間駄目になる!(笑)足にかかる負担が激減。登りでは太ももが、下りでは膝関節が信じられないほど楽。また、地面が結構ぬかるんでたんだけど、ポールによってバランスが取れるので、靴が多少滑っても抜群の安定感で転ぶ気がしない。代わりに多少腕が疲れるが、差し引きではとんでもなくお得。

なお、歩行スピードに関しては登りでは(ポールで推進力が増す分)超絶アップ。平坦地では場所によりけり。下りでは(ポールで支える分)落ちる。

まあ、とにもかくにもすごい威力を発揮するギアなので、脚力に自信がない人はぜひ持つべき。俺は使う時と使わない時を混ぜようと思う。これに頼ってしまったらアカンでぇ……。

http://www.amazon.co.jp/BlackDiamond-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB-%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88-BD90838/dp/B001QTKVPS

それからレビューを忘れていたファイントラックのドライレイヤー、フラッドラッシュ®スキンメッシュロングスリーブについても書いておく。

これも良品。大量の汗をかいてもベースレイヤーに追い出してくれて汗冷えが激減。行動中だと汗だくになってもほぼ水分を感じない。
止まってバックパックを下ろして背中を触るとぐっしょりで驚くほど。完全に止まって座ったりするとさすがに多少の冷たさは感じるが、機能的には素晴らしい。個人的には手放せない感じかな。

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歩行距離は9.501km。

トレッキング(鶏冠山~竜王山)

先日、「どう旅」メンバーにおいて会合を行い、今年の「どう旅」での富士登山を正式に決定した!

というわけでまたメンバー1名を連れて、自分としてはホームグラウンドである金勝アルプスに登ってきた。

ルートは桐生を出発点として、落ヶ滝経由で鶏冠山~竜王山をめぐり、桐生に戻るというこれまたメインのルート。

前回の大文字山より距離も延びたので、先日購入したばかりの(俺もまだ使っていない)ブラックダイヤモンドのトレイルショックを貸す。

本人曰く、体感としては「少し楽」とのことだったが、後ろから見ていた俺からすると、登りでも下りでも安定度が圧倒的に上がり、スピードも速くなってたので、効果は絶大に思える。まあこれについてはそのうち自分でも使ってみる。

歩行距離は9.802km。なかなかの疲労度を示していたが、とにもかくにも歩ききった。富士への道はまだ遠いが、まあ一歩ずつ。

トレッキング(太神山~笹間ヶ岳)

1月2日に登山。昨年は同じく1月の3日に登ったが、不動寺への参道(太神山登山道)は参拝客がかなりいた。ところが今年出会ったのは1組だけ。なんでだろ?

まあそれでも不動寺は混雑してるだろうと考え、太神山は山頂まで行かず、二尊門の手前から矢筈ヶ岳への縦走路に進む。このルートも3回目で迷うことなく出合峠から山頂へ。ところが下りでえらく滑る。路面もそんなに濡れてるわけでもないのに、と思いながら慎重に出合峠まで戻って笹間ヶ岳へ。

山頂で食事。急に風が強くなる中、今冬購入したミズノのブレスサーモダウン・S/Lジャケットを着用。強風の中でも快適に食事。まあそれはよかったんだけど……。このジャケット、ときどき日常使いもしてるんだけど、縫い目からダウンが抜ける抜ける。今までダウンジャケットは数々買えど、こんなに抜けたことはなかった。てゆぅか、最初縫製しきれなかった羽根が少し抜けるってのはあったが、それ以降抜けたのってなかったぜ、安物のでも。正直かなり品質に疑問。週明けにはミズノに電話でもしてみようと思ってる。

ま、それはともかく、食事後、下山。ところが前回に引き続き関津に降りるはずがまたまた登り口に降りてしまう。今回はどこで間違ったか完全に把握したので、次回こそは関津に降りる(笑)。歩行距離11.156km。

それから、なんであんなに滑ったんだろうと、帰ってからソールを見てみると、ちょっとブロックが削れてきてる。まあそれなりに登ってるから仕方ないか……。またその内登山靴も買なわきゃだなあ……。

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トレッキング(大文字山)

年に1回、恒例の「どう旅」において、来年は富士登山はどうだろうかという話が出ている。

が、1名登山/運動慣れしていないメンバーがいるので、月1ぐらいで山に登ってみようということになり、その嚆矢として大文字山を選んだ。

京都市地下鉄東西線蹴上駅で降車し、インクラインをくぐって日向大神宮へ。最初道を間違い、南禅寺方面へ向かったのはご愛嬌。

意外に斜度がある登りをゆっくりと登る。同行者には歩き続けられる自分のペースを掴んでもらうため、とにかくゆっくりとと声をかける。

途中山科盆地を木立の合間から眺めつつ山頂へ。その間もシニアのソロやらグループやらに多く出会う。

山頂から「大文字」方面へ。視界がひらけ素晴らしい眺望。

「大文字」から眺めた京都盆地

京都市街が一望。なかなかに気持ちいい。

ひとしきり眺めを楽しんだ後、慈照寺方面へ下山。こちらも途中ルートを間違い、一般道ではない道を下ったがまあ問題なく下山。

歩行距離6.977km。低山ながら眺望も楽しめ、入門としてはなかなかいいルート。同行者も下りで筋肉を披露させたようだが、従来、登りでバテバテだったことを考えると長足の進歩。何はともあれペースを掴んでもらえれば富士だって登れるはず。

そうそう、今日はファイントラックのドライレイヤー、フラッドラッシュスキンメッシュを初投入したんだけど、同行者のペースに合わせて歩いてるとまったく汗をかかなかったので(というかメチャクチャ寒かったので、風もなかったのにウィンドシェルを羽織った(笑))、効果は実感できず。また後日レビューする。

トレッキング(堂満岳)

前日に蓬莱山(比良山系)が初冠雪、翌日は雨天(それも雷雨が予想)という天気ではあったけど、高気圧に覆われてその日1日は晴れるという予報の中、間隙を縫って堂満岳に登山。

山頂付近には降雪が予想されるということ、また、ガイドブック等によると危険な場所もあるということなので、体力の温存を図るため、ペースを落としながらのスタート。

若干湿った土を踏みしめながらしばらく歩き、比良山系最大の池というノタリホリに到着。

ノタリホリ

……想像よりショボうなあと思いながらそのまま進むが、人は一人もいない上に予報と異なり空は曇ったまま。なんとなく不安を感じながらの道程。

さらに進んだところで、どちらに進むべきか迷う分岐に。尾根に赤テープが巻かれた木が続いているが、右斜面のほうがトレースはしっかり。地図上では最終的には登山道が尾根の右側をトラバースしているが、現地点でどちらが正しいのかは読み取れない。

迷ったけど赤テープを信じて尾根へ。それなりの急斜面に明らかでない踏み跡。少々苦労しながら登りつめたが明らかにそこから先がない。仕方なく分岐まで戻るが、その途中に気づいたのは、赤テープだと思ってたものはテープではなくビニール紐じゃんってこと。つまりこれ林業用の目印なんだよね。そういやそうだなと自分の迂闊さを呪ったけど、一つ勉強になったと思い直し、あらためて右斜面を進むと道がひらけてきた。

8、9合目あたりからちらほらと雪が見えてくる。そして山頂に近づくにつれ斜面は急に。水を含んだ地面、それに雪のせいもあり、手を使わないと登れない。慎重に進みながら山頂に到着。眺めはない。

そこから金糞峠へ向かったが、道の先に右手側が恐ろしく切れ落ちた場所が見えてくる。今までの登山で初めて見る簡単に落ちられて簡単に死ねるルート。ここ通るのぉ!? と思ったが、左手のゆるやかな斜面を巻くルートがつけられており一安心。

縦走ルートに入ると人と出会うようになる。さすがにこの時期のこの山ではふざけた格好で来ている人はおらず、みんな登山仕様。

人に出会ったことで少し心を軽くしながら金糞峠へ。ここから降りる通称青ガレは落石事故もあり危険とのことなので、北比良峠まで進み、通称ダケ道を下る。しかしなぜか最近下りを長く感じる。下りはあまり楽しくないのでもう少し短く感じられたらいいんだけど……などと思いながら麓へ。歩行距離は12.452km。前回に比べ、疲労度は低い。

最後にギアの話。

今回ソックスは従来のモンベルの中厚手のものを使用。やはり蒸れたがそう不快ではない。当然ながらクッション性は高いし、なんとなくこっちのほうがいい気がする。少なくとも冬はこっちだろう。

そして今回バーゴワークスのパスファインダーLを使用。サイズ的には完璧。入れたいものを入れられ、バックパックを下ろす必要がないのは非常に快適。が、フィット感はないねー。さらにウェストベルトのところで留めるため、歩くたびに太もも上部に当たる。すごく気になるかと思ったんだけど、これはそれほど気にならなかった。でも小さいところで少しずつ体力を奪ってたりするのかもしれんが……。それでもこの使い勝手の良さは手放せない。しばらくはこれで行く予定。

トレッキング(打見山~蓬莱山)

9月の旅行の際に登った鳳来寺山以来久々の登山。その間、足を傷めてロードワークができなかったりで若干体力の不安を感じつつの山行。

JR湖西線志賀駅を降りると、目前に五分ぐらい色付いた蓬莱山が迫る。

色づきつつある蓬莱山

多少の高揚を感じながらキタダカ道と呼ばれる登山道へと歩を進める。が、歩き始めは軽快だった足取りも次第に重くなる。さほどきつい道ではないんだけど、やはりしばらくぶりの山道ということが堪えているようだ。

もちろんペースを落とせばまったく問題ないし、また、教科書通りの登山ではそうすべきなんだけど、「鍛錬」という意味合いもあるのでなるべくペースを落とさないように登り、打見山山頂までたどり着く。

ここには山麓からゴンドラも開通しており、平日ながら多少の観光客もいる。

打見山から眺める蓬莱山

打見山から蓬莱山に向かったところで、通行可能な場所が判らず/間違え、行ったり来たりを繰り返し、かなり時間をロスしてしまう。

ようやく蓬莱山山頂にたどり着き、小女郎が池方面へ向かう。この道は大変気持ちのいい尾根歩き。逆方向から来るパーティーと何組もすれ違う。また、このあたりは琵琶湖側の眺めも非常にいい。

蓬莱山~小女郎峠から眺める琵琶湖の景色

気持よく歩きながら小女郎峠経由で小女郎が池へ。なかなか立派な池。

小女郎が池

しばし小女郎が池を眺めた後、小女郎峠へ戻り、蓬莱駅方面へ下山。が、しばらく行くとものすごいブッシュで降りる気をなくしたので、蓬莱山まで戻り、志賀駅方面へ下山。かなりの急坂だったが、ここも登ってくるパーティーに2組出会い少し驚く。

そして下山も結構辛かった。足への負担が大きく、想像以上の衰え。故障だけはしないように慎重に志賀駅まで歩く。歩行距離は12.838km。

鍛え直す必要性を感じた今回の登山だった。

それと今回の登山で2点のギアを試したので、それも書いておく。

XSOCKS(Xソックス) トレッキング・ライト・コンフォート

機能性ソックス。履いた時点ではクッションが薄いんじゃないかと心配したが、かなり舗装路を歩く今回の山行でも膝を傷めるようなことはなかった。そして特筆すべきはムレの少なさ。従来のモンベルの中厚手のソックスに比べ、驚くほどムレなかった。これはすごいね。まあでも前者については俺がトレッキングシューズでの舗装路歩きに慣れただけで、後者については普通の靴下もそれぐらいなんだだと考えれば、普通の靴下と同じってことになってしまうが(笑)。まあでも初回使用時として好印象。

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オスプレー グラブバッグ

とにかく山行中にバックパックを下ろすのが面倒なので、なにかいいアクセサリーはないかと探した結果購入したのがこれ。1日使ってみたけどフィット感は抜群。まったく違和感がなく素晴らしい。ただ、俺の用途には容量が小さかった。やはりパスファインダーあたりが必要なのかなあ。

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そして最後に。面倒なんで詳しくは書かないけど、志賀駅で券売機に20円を飲み込まれて駅員と問答。ピントがずれ気味でどっと疲れた。結局次の日に20円を返却してもらうことになり、郵送したということだけど、まだ届いてはいない。いじょ。

トレッキング(霊仙山)

先週金曜日、おそらく梅雨前最後になるであろうトレッキングとして霊仙山に向かったが、結果としていろいろやられる経験をした。

当日は夜から強雨や雷という天気予報だったので、早めに家を出て登山口のある榑ヶ畑駐車場を目指す。醒ヶ井養鱒場を過ぎたあたりから、道は林道に変わり、すれ違い不可な道幅に。いちおうほとんど舗装路ではあるんだけど、大きな石がゴロゴロしておりパンクしないかヒヤヒヤしながら進んでいると、道の真ん中にサルの群れ。車に気づいているのに避けようともしない。ゆっくり近付くと胡散臭そうな表情をしながらも渋々どいてくれる。

駐車場について車から降りると背後で「バサバサッ」という大きな音。驚いて振り返ると、かなりでかいキジが木の枝から羽ばたいていた。このへんになるとさすがに野生動物が多いんだなあと思いながら登山口を見ると「熊出没注意!」の看板が。……ですよねー。

のっけから少しテンションを下げつつ登り始めると霧のような雨が。時間は6時過ぎなのでまだ大丈夫だろうとは思いながらもさらに不安は募る。そして少し進むとまた看板があり「ヒルに注意」。……ですよねー。

細かいながらも降り続く雨に背中を押されるようにかなりのスピードで今畑の廃村にたどり着く。

今畑の廃村

民家、倉庫、神社、墓、バス停……。人だけがいない風景は少し不思議なものがある。なんとなく『ひぐらしのなく頃に』を思い出しながら左右に立ち並ぶ家々を見ていると、霊山落合荘という建物に看板が。「警察捜査中」。……ですよねー。

またもや少しテンションを下げつつ廃村からの登山口に取り付く。登山届提出箱で届けを記入してからアプローチ開始。笹峠までひたすら登り、そこから西南尾根へ。しばらく進むと雨が少し強くなり、風とガスが出る。おまけに登山地図にも注意書きがあったように踏み跡が判りにくい。何回かロストし、正しいルートを探すが見つけられない。まあ地図によれば、素直に尾根をたどればいいだけなので、無理に登ればどうとでもなるんだろうが、雨も弱いながらも横殴りになってきたので引き返すことに。

残念に思いながら下りていると、目の前の崖から2羽の鳥(キジのメス? ヤマドリ?)が急に飛び立ち驚く。……心臓に悪い。さらに下りるとムカデを踏みそうになる。………心臓に悪い。

ようやく駐車場に戻っきてほっと一息。そのころには雨も上がっており、失敗したかなと思いながら登山靴を履き替えようと思ったら、ふよふよと糸のようなものがコバのところでうごめいている。……うん、まごうことなきヒルですよねー。

「うおぉ!」とか言いながら慌てて振り落として、他にいないか恐る恐るチェック。どうやら無事なようなので、車に乗って走りだしたところでどっと疲れが。いろいろな意味でやられた山行だった。

(追記)
その後調べたが、鈴鹿はかなりヒルが多いそうな。シーズンで会わずに済ますのは無理ゲーな模様。俺が1匹で済んだのは

  • まだ出始めだった
  • ソロだった(ヒルは人を感知(振動や音とか言われてるそうな)して落ち葉などの下から立ち上がり、パーティでは2人目以降によく取り付くとか)
  • 休まなかった(休んで立ち止まっていると、その間に上ってくるらしい)

といった要因があったのかもしれない。