令和4年度 賃貸不動産経営管理士試験受験記

令和4年度 賃貸不動産経営管理士試験を受験しました。備忘録として、また、もしかすると誰かの参考になるかもしれないので、記録を残しておきます。

最後にポイントをまとめていますので、結論をお急ぎの方はそちらをご覧ください。

まず結果から。各社の解答速報による自己採点で43点。合格予想点が32~36点というところなので、合格可能性は高いと思っています。

次に勉強方法。

  • テキスト(2022年度版 みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の教科書)を通読。
  • 問題集(2022年度版 みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の過去問題集)を1周。
  • テキスト(2022年版 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ テキスト&一問一答)を通読。
  • 問題集(2022年版 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ 過去問題集)を1周。
  • 問題集(2022年度版 みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の過去問題集)を1周。
  • 問題集(2022年版 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ 過去問題集)を1周。
  • 模試問題集(2022年版 出る順賃貸不動産経営管理士 当たる!直前予想模試)を1周。
  • 模試問題集(2022年度版 本試験をあてる TAC直前予想模試 賃貸不動産経営管理士)を1周。

このあたりは、それぞれ自分に適した方法でよいと思いますが、現状、過去問の丸暗記だけではそこまで得点は伸ばせないので、過去問を何周もする意味は低いでしょう。ただ、分野別の過去問で頻出する選択肢に関しては、必ず押さえておきましょう。

そして、ここからが重要なんですが、国交省のサイトにある

(上記文書は2022-11-22現在のものですので、必ず法令等によって、変更や最新のものを確認してください)

といった賃貸不動産経営管理士に関係する文書類は全部目を通しましょう。非常に重要なことが書かれており、大変大変役に立ちます。自分は試験直前に目を通したのですが、知識の土台ができていたこともあってか、ポイントのみをまとめてくれた文書のように感じられましたし、実際の試験でもおおいに有用でした。

また、恥ずかしながら「賃貸不動産管理の知識と実務」という(半)公式テキストの存在を勉強終盤に知ったのですが、余裕のある方はこちらの内容をマスターすれば合格にかなり近づけそうです。1000ページほどあり、学習にはなかなか骨が折れるようですが、できれば読んでおくべきでしょう。

「賃貸不動産経営管理士講習(試験の一部免除)」に関しては、自分は受講していませんが、金銭的時間的余裕がある、もしくはどうしても合格したいのならば、受講必須です。免除問題の難度は高くないと感じましたが、無条件で5点もらえるのと同等なわけですから、条件に合致しているなら受講しない理由はないです。ちなみに自分は5問免除中1問間違えました。1点を争う状況であったら受講していなかったことを後悔したかもしれません。

受験場や試験に関しては、会場によって状況が違うので、共通して注意するような点はあまり思いつかないのですが、こういった試験には珍しく、途中退室が一切許されていないので、トイレが近い方は摂取水分量を調整する等したほうがよいかもしれません。途中で行かれた方も何名かいらっしゃいましたが。

まとめ

  • 現時点では過去問の過度な周回にあまり意味はない。
  • 国交省サイトにある各種契約書等の雛形は必ず熟読すべし。
  • (いわゆる)公式テキストは読んでおいたほうがよさそう。
  • どうしても合格したければ、試験の一部免除講習は必ず受講すべし。

特に伝えたかったのは、国交省サイトの文書類の部分です。

ご参考になれば幸いです。