『ゴブリンスレイヤー 1~2』蝸牛くも(SBクリエイティブ)読了

以前から少々気になっていた本作品が今期アニメ化。1話を見たところ、ウワサに聞いていたとおりのダーク・ファンタジィ的世界観で、なかなかハードな展開になっていくのかと思いきや、2話以降はそうでもない。硬派な物語を想像していたが、ハーレム展開もアリで今風(とはいえ、昨今の主流から見れば相当硬派)。TRPGを思わせる風合いもあり、個人的に気に入ったので、原作も読んでみることに。

2巻まで読んだところ、細かい部分で気になる点はあったけど、なかなか好み。個人的に今後の読みどころ/注目どころは2つ。

  1. 主人公が仲間・信頼・愛を取り戻していく(獲得していく)につれ、どのように変わっていくのか
  2. ゴブリンは絶対悪のままなのか

1は本作品の主題だろうから、ただ楽しみにすればいいと思うが、2は注目のしどころ。ゴブリンが存在そのものが悪で、あくまで人と相容れないモンスターのままなのか、彼らのなかにも人と価値観を共有できる(あるいは人が価値観を理解できる)個体がいて、それと対峙しなければならない場面が来るのか。前者であればストーリィ上の起伏はないが、後者だと、主人公の人間性の恢復とあわせることで、物語の大きなクライマックスになりうる。まあ2巻まで読む限りは前者だとは思うが、多少の期待を持ちつつ読み進めたい。



『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会〈その1~3〉』田中啓文(講談社)読了

『QED』シリーズのオチがダジャレになったような感じ。とkにかくメチャクチャだけど、メチャクチャすぎて許せる類。





PC『Summer Pockets』プレイ

なにかの記事でKeyの新作が6月に出ていたことを知ってビックリ。積極的に集めにいかないと、このあたりの情報は入ってこないんだなあと少し反省しながらさっそくプレイ。

しろはルートクリア。まず全般的な話として、相変わらずキャラの造型がすばらしい。個性的でありつつもヘンになりすぎず魅力的にするさじ加減も向上している気がする。しろはも今までのギャルゲにはあまりいなかったタイプに思うが、それでも正統派ヒロインしていて実に上手だなと。ストーリィとしても青春王道モノだった。が、ファンタジィ要素が垣間見えたので、このあたりがどう展開していくのか楽しみ。

『SILENT WORLD』ごぉ(KADOKAWA / アスキー・メディアワークス)読了

完全に『ISLAND』と同じ世界観。判りやすくおもしろい。本編のみで終わっていたら物悲しい余韻を残す一般的(従来的?)な構成だったかと思うんだけど、Extraがあるところが今風。蛇足と捉える向きもあるかもしれないが、個人的には嫌いじゃないどころか続きが読みたくなった。

なお『ひまわり』が同じ世界観だというのを初めて知った。『ひまわり』は途中でほっぽりだしてるので、再プレイするいい機会かもしれない。

PC『ISLAND』プレイ

Re:クリア。コンプリート。以下ネタバレ全開で感想。

『AIR』かと思っていたら『DESIRE』だったでござる――というのがコンプリート後、最初の感想。まあ『DESIRE』では過去に行ってるけど、『ISLAND』では常に未来に行ってるといった違いはあれど(それって珍しいといえばそうなんだけど、個人的には本質的ではない気がする)、螺旋を描きながら運命を切り拓こうとする作品のエッセンスはかなり共通していたと思う。ティナとマルチナ、リンネと凛音というギミックも似てる部分があるし。

そんなわけで(?)ストーリィ的にはそれほど大きな感銘はなかったんだけど、キャラは非常に魅力的だったと思う。デレ多めにちょっとSの凛音、典型的ツンデレキャラの夏蓮(ツインテイルだもなあ……)、紗羅は……ちょっと怖いのでパスするとして、無辺の包容力を持つ玖音(彼女とはメモで会話するんだけど、語尾に常にハートマークがついてる。あれ、すごくいいので法制化とかできませんかね。刺々しいやり取りも絶対和むよ。「は、何言ってんの♡」「お前が悪いんやろ♡」)、エトセトラエトセトラ。声優陣の配役、そして演技もよかったし、キャラゲーとしてやった価値はあった。

ストーリィとして気になったのは、やっぱ「バタフライ・エフェクト」エンド。あれが螺旋を抜けた世界ってことなのかね??