トレッキング(鶏冠山~竜王山)

定番ルート。今日の目的は先日購入した登山靴スカルパ・トリオレプロGTXのチェック。

今までは夏の低山ばっかりだったけど、できれば森林限界を超える山とかテント泊での縦走とか冬山とかにチャレンジしたいという思いがあり(できるかは不明……)、しばらく前から登山靴の購入を検討してた。

というわけで希望する登山靴の要件は下記のとおり。

  1. 森林限界を超える山(岩稜帯)に対応する
  2. テント泊での縦走に対応する(重い荷物を背負える)
  3. セミワンタッチアイゼンが装着可能(積雪期の低山へ対応)
  4. でもメインは無雪期の低山なのでなるべく軽快なほうがいい

1~3と4がまっこうから対立することは承知のうえで登山ショップでいろいろ話を聞いたんだけど、やっぱりこの両立は難しかった(笑)。

結局中級登山対応のハイカットブーツからの選択ということで、フィット感があり、セミワンタッチアイゼンを使用できるトリオレプロかローバーのトレック(革靴)の2足が候補に残ったけど、セミワンタッチアイゼン装着のメリットを取って、トリオレプロに決定した。

そして今回デビューとなったわけだけど、インプレッションを箇条書きで。

  • 両足で1.64kg。今までのトレッキングシューズに比べるとかなり重い。これを履いて電車に乗るとか絶対ムリ。
  • ソールの厚さと硬さには安心感がある反面、路面の状態が判りにくい。
  • 足首のホールド感はハンパなく捻挫する気がしない。動きにくさは最初が感じたが次第に慣れる。
  • これらがあいまって歩行スピードが出ない。よって疲れない。
  • ザレたところでのグリップ感は素晴らしい。下りでいつもは滑りそうになるところもかなり安定。
  • 岩の上が結構滑る感じ。岩稜帯に適してるんじゃないの? これはちょっとショック。
  • 木の根や濡れた岩で滑るのはまあ致し方なし。
  • ちょっとした渡渉やぬかるみを歩いてもゴアのおかげでまったく濡れない。安心感。
  • もっともショックだったのが下り。あれだけ試し履きをしてフィット感をチェックしたはずなのに、小指が当たる。今回のようなライトな山行でも、帰宅後、ほんの少しだけど痛みがあった(変色などはなし)。これは痛いなあ……。
  • なお最後のほうは慣れてきて、だいぶ歩行スピードも出るようになった。

総じて靴としての出来は文句はないんだけど、小指が当たるのが……。もうしばらく試してはみるけどどうしようって感じ。

あと今回ショックだったことが一つ。途中ちょっとした岩の斜面(鎖あり)があって、俺はいつも手をついて登ってるんだけど、結構いい年のおじいさんが立ったまま軽く登っていった。連れのおばあさんがへっぴり腰で登ってるのを「ルート選択が悪い」とか言いながら。

今度練習しよう……。

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『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』村山斉(集英社インターナショナル)読了

宇宙論全般を非常に平易に、かつ興味を惹かせるように語っている本。

宇宙に興味を持つ人が最初に読む入門書(ことによってはさらにその前、とも言えるかも)としてはかなりよいと思う。

つーか、クウォークとレプトンの関係、初めてきちんと知ったよ……。

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『幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円!?』ニック・ポータヴィー(阪急コミュニケーションズ)読了

「幸福」を定量的に分析しようという挑戦的にも思われる試み。その研究から

  • 結婚は、その前後で幸福度を高めてくれるが、それはたった2年のことにすぎない
  • 子どもを持つ人は、持たない人に比べ、幸せなわけではない(子どもが生まれて数年は逆に幸福度が低い)
  • 愛する人の死にも人間は結構すぐ慣れる(ただし完全に慣れることはない)

などなど、反発する人も大勢いるような結果が導かれている。

個人的には納得できるような部分も多かったが、そういった研究を踏まえ(頭ごなしに否定するのはスマートな態度とはいえない)、結局は「自分」がどう考えるかってことだろう。

巻末にブッダの言葉が引用されていたのは、その意味でふさわしかったのかな。

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