2013-03-18のニュース

2013-03-16のニュース

トレッキング(鶏冠山~竜王山)

おなじみのルートでの山行の目的は3点。

  1. 新たに購入したオスプレーのバックパック アトモス50のチェック
  2. 前回の山行に引き続き、スカルパ・トリオレプロGTXのチェック
  3. 前回の山行で、おじいさんが身軽に登ってた岩の斜面(鎖あり)の練習

それぞれ以下のとおり。

アトモス50

  • 50Lの容量があるので、今までより少し荷物を詰めてみた(12~3kg)ところ、ちょっと重心が上かつ後ろの方にあるように感じた。ただ、これは朝急いで出たためにパッキングがかなり悪かったのでそのせいだと思われる。次回きちんとパッキングして再チェック。剛性には不安は感じなかった。
  • 雨蓋のサイズはともかく、口が狭いため、非常に物が入れにくい。ハードレイヤー入れるの諦めたもんな。まあ正面におおきなポケットがあるのでそっちを使えってことかもしれんが、これはいただけない。
  • 同じくウェストベルトのポケットも口が狭い。そちてこっちは容量も小さい。iPhone入れるの諦めたもんな。
  • サイドポケットがストレッチ素材でできていて、上に加え斜めにも口が開いているので、ナルゲンボトルを斜めに挿してみた。なるほど、パックを背負ったままの取り出しは容易で助かる。しかし、収納はどうだ。当然片手でしか操作できないところに来てストレッチ素材。ボトルを押しこむのに一苦労。脇腹がつりそうになった。超いただけない(何かやり方があるのか、これ?)。
  • 歩行時に臀部の上の方の外側(ほとんど腰に近い部分)の筋肉が疲労したんだけど、これは今までにない。いいこと(?)なのか悪いことなのかは判らない。

こうやって書いてみるとマイナス点が多いんだけど、全体的にはさほど不満を感じてないのはなぜなんだろう。

あ、そうそう。ショルダーハーネスやウェストベルトを調整できるんで、帰ってからいろいろやったら、背負い心地がよくなった「気がする」。次回チェック。

トリオレプロGTX

  • 12~3kgの荷物を背負ったけど、しっかり支えられる感は素晴らしい。ソールが薄いと地面に食い込む感じがあるんだろうけど、そんなところは微塵もなく、頼もしい。
  • 前回に比べても、滑ることが少なくなった。この部分も安心。
  • 靴紐の締め方を変えてみた(フックの下から通すのではなく、上から通す)ところ、甲の部分のフィット感は増した。
  • 下りが多い道を選んだところ、それでも左右両方の第一指と第五指が当たる当たる。下山してから見ると第一指は問題なかったが、第五指は水ぶくれまでには至ってないものの皮がふやけてた。うーん……。
  • また拇指球のあたりも靴ずれのような痛みがあり、こちらもふやけてる……。

とにかく現状足にフィットしていないのがかなりな問題。こんな山行でこれでははっきり言って使えんでしょ。あと数回登ってもこの様子だったらショップに相談。ストレッチャーである程度対応できるとは言ってたし。でもこんなスエード/ナイロン製でも効果あるのかね……。

岩の斜面

  • 慎重に登ればたしかに手をつかずに登れる。
  • ルート選択は重要。闇雲に登ればあとで詰む。
  • ということは判ってたつもりだったんだけど、この場合、思ってた以上にシビア。すべての足を置く場所について正しいイメージが事前にないとアウトだから。
  • 練習だな。

歩行距離9.343km。

http://www.amazon.co.jp/OSPREY-%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A2%E3%82%B950-%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89-L/dp/B005DFKGE2

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映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』鑑賞

アニメ業界初(?)、1か月近くにもわたる石川県での先行上映が決定した『劇場版花いろ』。

そしてこれまたアニメ業界初(?)、来場者特典としてアニメの原画(動画もあったのか?)をプレゼントするという。

さらに、初日、二日目にはメインキャスト5人(伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子)が舞台挨拶に訪れるという。

思わず申し込んだぴあでの舞台挨拶チケットは、第3希望のワーナー・マイカル・シネマズ御経塚が当選。

喜び勇みつつ、青春18きっぷを使い、石川まで乗り込むことにした。

ちなみに青春18きっぷの使用は初めて。おそらく昔は時刻表と首っ引きでルートを考えなければいけなかったんだろうけど、今やネットで一発検索。言われるがまま間違いなく乗り継ぐだけ。

往路は伊吹山を北から見て新鮮な気持ちを感じたりしながら列車に揺られること4時間少々。補助シートではあるものの全行程着席できたのはよかったけど、さすがに腰も背中もおしりも痛い。

御経塚では、金沢名物チャンピオンカレーを食す。メニューはLジャン(Lジャンボカツカレー)。金属のプレートに固めにご飯を盛り付け、全面にカレーを掛け、トンカツとキャベツをトッピングしてできあがり。フォークで食べるのは珍しいが、ご飯が固め、ルゥもドロっとしているため食べやすい。味も昔ながらで880円はまずまずのコストパフォーマンスではないか。

食事の後は映画。想像以上に男性比率が高く、300人ほど入れるシアターで、ざっと見渡して女性はほとんど見つけられない。うーん、『花いろ』ってそんな男性向けかぁ? それとも舞台挨拶付きだとこうなるのかね。

上映が始まるまでに特典を見てみると、ランダムなクリアファイルはみんち、原画は正面からのみんちと緒花のバックショット。ハズレではないがアタリでもないってところ。

でもって映画。劇場版なのに構えたところはなく、よく言えば自然、悪く言えばスペシャル感なしでOADのような出来栄え。個人的には「よく言えば」の印象が強い。

そして今回、TV版を見た時に整理できてなかった感想がすっとまとまった気がした。それは『花いろ』が「あきらめの物語」だということ。いや、あきらめというと語弊がある。「理解していく物語」「大人になっていく物語」のほうが近いか。

緒花の未来は皐月(母)の姿であり、スイ(祖母)の姿であるという投影を非常に強く感じた。皐月は自分が手に入れたいものを掴むために、喜翆荘を捨て(あえてこの言葉を使う)、スイはいろんなものを捨てて守ろうとした喜翆荘を最後には閉じる。

これはある意味「滅びの物語」でもあるんだけど、2人ともそのことを後悔しているわけじゃなくて、その過程で得られたものに満足して、それを受け入れている。

今まさに輝かんとしている眩しいばかりの緒花の姿が、俺にはすごくこの2人と重なった(ラストシーンはまさにその象徴だろう。つーかあのシーンはもっかい見ないといけないな)。もちろん完全に円環を描いてるわけではなく、螺旋を描きながら世代は受け継がれるんだろうけど。

コミカルな描写も多かったんだけど、俺としては上記の部分がストンと腑に落ちて、今になってやっと『花いろ』を理解できた気がして、見に行った価値があったなと感じた。よかったよ。

あと、今回は菜子かな。彼女の献身ぶりに痛ましさすら覚えた。「まだ」高校生の彼女が母親に泣きながら言うわがままが妹のことって……。でもこれだってもう少しきちんと見れば違う見方ができるのかもしれない。

そして最後。事前に知らなかったんだけど、上映時間が66分とかなり短かった。が、ダレるところもなく、不満は感じなかった。

――さて。上映が終わってからは舞台挨拶。今をときめく声優陣の皆さんはやはりお綺麗。席は真ん中ぐらいで表情までは判らなかったんだけど。20分ほどだったかな。いろんな話を聞かせてもらってなかなか楽しかった。しかしあいなまさん、やっぱ優等生だよなあ。

それからはすぐ帰路。またまた4時間列車に揺られて家路に。けどどう考えても湯涌温泉とか行くべきだったよね。次回どっか行くときはもう少し考えないと。でもまあ楽しかった。

『まっとうな経済学』ティム・ハーフォード(ランダムハウス講談社)読了

共有地の悲劇だとか外部経済性だとか情報の非対称問題だとか、タイトルどおり、非常に「まっとう」な経済の話。ただ、普通は退屈になりがちなそういった話を、いろいろな喩えなんかを使って興味を引き留めてるところが本書の特徴か。

しかしたとえば「なぜ貧しい国は貧しいままなのか」とか、理論的には解決方法が出ている問題についても、諸般の事情から対策を講じることが難しいってのはなんとも歯がゆい。もちろんそれを解決してこその政治なんだけど。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%AA%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6-%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89/dp/4270001445

2013-03-11のニュース