日米戦争時の日本の海軍技術についてのかなりマニアックな内容。『艦これ』でいくばくかの前提知識があったからよかったものの、そうでなければちんぷんかんぷんだったかもしれない。
というわけで本書の内容は非常に濃い。ところどころ独断的に思える記述もあり、すべてを鵜呑みにはできないように思うが、いずれにせよエンジニアリングの観点からも日本がアメリカに対し、大きく後れを取っていたことがよく判る(もちろんそこには圧倒的な工業力の差が横たわっているわけだが)。
ま、どこから見ても無謀だったってことだ。
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