フクジュソウを見たいという足の悪い家族を連れて、鍋尻山へ。
まず登山口がある廃村の保月に向かったんだけど、ここまでの道が過去最高の険しさ。曲がりくねった林道は、ときに片側がガードレールもなく、慎重に1時間ほど走ってやっと登山口。登る前にだいぶ疲れた(笑)。でもこんなもんなんだろうね。
気を取り直して登山開始。ゆるゆるとした斜面をゆっくり登って行くと次第次第に急登に。家族はかなりきつそうだったけど、ダブルストックのおかげでなんとか進む。
そして時間をかけながらもついに石灰岩の合間にフクジュソウが咲く景色が。あまり花には興味がない自分でもなかなかきれいだと思うような眺め。
家族がここでギブアップし、写真を撮りながらゆっくりしている間に急登を登りつめてみると、そこからは穏やかな斜面が頂上まで続く。南側に鈴鹿の山々も見え、気持ちがよい。
しばしの休憩後、急斜面を登りよりもさらに慎重に降りて行くと、2人の高年男性。岐阜から来たとのこと。さらに登山口近くまで降りてくると、男性2人、女性3人のパーティも。こんな行きにくいところでもみんな来るもんなんだなあ。
帰路の林道走行では何台かの車とすれ違う。絶対離合できねーと思ってたが、相手は地元の人。うまく離合できて一安心。
歩行距離はGPSを切ってしまっていたため計測できず。でもたいしたことはない。