音羽山のルートにヴァリエイションを設けようということで、南にある千頭岳からの縦走を試してみた。
国土地理院の1/25000の地図だけ見て計画してたんだけど、当日の朝、ふと思い立ってWebで検索した。そうすると、いくつか山行記録が出てきたんだけど、どうも道は荒れ気味で判りにくいところもある模様。心の準備ができるので調べといてよかった。
そんなわけで登山口。入り口は広めの林道。登りの用意をしていると、前の方で茶色い影がすごいスピードで道を横切っていくのが目に入った。MTB? 動物? 謎。
気を取り直して登り。たしかにトレイスはあるものの、それほど人が通っていないような道すじ。ただ、赤テープが頻繁にあるため、順調に進む。が、しばらくしてロスト。一瞬テープの場所まで戻ろうかとも思ったが、地図によれば、素直に尾根に登山道があるようなので、そのまま進み、道に合流。
そしてこのあたりから勾配が激しくなると同時に、前夜の雨でぬかるんだ地面になる。ここで大活躍したのがトレッキングポール。しっかり刺してゆっくり登ることで、転ぶこともなく進めた。いやー、さすが。ポールがなければ相当に苦労したと思われる。
結構な急登を登り詰めて464mのピークへ。そこから千頭岳、さらには音羽山までアップダウンを繰り返す。そこから大谷方面へ下山。逢坂山には行かず、そのまま帰路へ。
この日は人が少なく、音羽山山頂で2組5人と、大谷方面から登るMTBを持った人1人に遭ったのみだった。
総括としてこの道はあんま進められないかな。音羽山に直に登る道のほうが綺麗だし整備もされてる。人を連れてくるならこっちかな。
歩行距離9.643km。