トレッキング(御池岳)

鈴鹿山脈最高峰の御池岳。人気の山で、休日は混雑も予想されるため、昨日金曜に出かけてきた。

1週間ほど前まで、木曜から金曜にかけて上空に寒気が入り込み、その影響で激しい雷雨や竜巻の可能性があるとの天気予報であったが、木曜の時点では、金曜朝には関西は通過しているとの予報に変わっていた。

そして金曜朝。前日夜半には激しい雨風があったが、それも上がっていたので山行を決定し、車で出発。ところが次第に天候は悪化し、多賀町に入ったあたりで本格的に降りだす。どうしたものかと思いながら走らせていたが、幸い鞍掛トンネル滋賀県側の登山口に着くころには雨が上がっていた。

かわりにぼんやりとガスがかかり始め、若干の不安を覚えながら登山開始。

鞍掛峠まで植林帯を抜け、途中の鉄塔で整備の方に出会ったほかは人に出会わず。そこから尾根道が続くが、いよいよガスが濃くなり風も強くなってくる。かなり不安を覚えたが、尾根道は踏み跡もしっかりしており、よほどのことがない限り迷うこともないと慎重に進む。

このあたりは左右も開けており、晴れていればさぞや展望がよいだろうと思わせるが、ガスがかかった光景も幻想的。楽しみながら進むが、鈴北岳山頂に着くころにはさらにガスは濃く、風は強くなり、気温も6℃程度まで下がる。装備はソフトシェルにハードシェルとすっかり冬の様相。

鈴北岳山頂周辺

鈴北岳山頂から丸山方面へ向かおうとしたが、踏み跡が幾つかあり、ルートがよく判らない。加えて雨も降り出す。まだ雷の季節でもないと思うが、このあたりの機微は判らないので、今日はここで引き返すことに。

しばらく下山していると、女性3人組(3世代かな?)が登ってくるのに出会う。風・ガスが強いということを伝え、さらに下る。鞍掛峠に着くころには風はだいぶ収まり、ガスはほぼなくなる。時間もまだまだあったし登り返そうかとも思ったが、次回の楽しみにする。

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