コンプリート。
未プレイの友人から「おもしろいらしい」と話を聞いた本作品。ちらっと調べると、萌えゲーアワード2011大賞部門金賞とやらを受賞、さらにTVアニメ化も発表されているということで、少し食指が動きプレイすることに。
……が、結論としては残念な作品だった。序盤のクソ長く退屈な日常パート、破綻を重ねる中二設定(超一流の狙撃手のくせに、アホな行動を取り続ける主人公とか、世界に影響を与えない世界規模の財閥とか。まあ本来的な意味での「中二設定」といえるが、プロのライターが書いてるとはとても思えない)、感動のそよ風すら呼ばない個別ルート。萌えゲーアワードとやらはモンドセレクションのようなものなのかね?
失望の極みだったこの作品だけど、唯一よかったのが声優陣。非常に豪華な顔ぶれで、いつもはセリフをスキップする俺もかなりの音声を聞いてしまった。なかでも特筆すべきはみちる。アホっぽいツンデレ演技の数々は一聴の価値あり(個人的にも『ちっちゃな雪使いシュガー』のころから好きなんだよなあ)。とはいえ、そのためだけにプレイほどかと問われるて「はい」とはとても言えないけど……。
全体としては「やる価値なし」の本作品だけど、いったん関わったからには最後まで見届けたいという俺の悪癖があるので『迷宮』『楽園』もプレイ予定。
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