杉浦小春エンド。
シナリオとしては、小春が自らの行為を北原の行為に重ねて、あるいは、北原が小春の行為に自らの行為との相似形を見て、お互い、それぞれの行為が単独で行われていたなら乗り越えられなかったであろう壁を手を取り合って乗り越えた、いったところなんだろうか。
にしては、オーヴァーラップさせる部分が少なかった気もするが、それはプレイヤーが見て取ればよいということなのかもしれない。
まあそういう御託はさておき、恋愛過程において現れる強さと弱さと一途さと醜さにプレイしている側はついていくのが大変。もちろんそれが魅力なんだが。
また、強くてしっかりした女の子が、恋愛によってどんどん弱く可愛くなるという楽しみもあった。小春が北原に惹かれていく過程が少々弱かった気もするが、まあ好きになるってのはこんなもんだと言われればそのとおり。
しっかし相変わらず精神的に疲れるなあ(笑)。
(追記)
それにしてもなかなかかずさが現れない&雪菜の気丈さと健気さばかりがクローズアップされるからだんだん雪菜に情が移ってくる(笑)。いや、雪菜ルートがそんなに簡単でないことはよーく判ってる……つもりではある(笑)。
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