ノーマルEND、らしきもの? 今回ネタバレを避けるため、攻略サイト等を見ていないのでよく判らない。
ともあれ、エンディングを迎えた直後に思い出したのは、『君が望む永遠』をプレイ後に話してて、遥が目を覚ましたからといって水月を裏切るのは絶対に許せない、と力説した俺に、「君ならそう言うと思った」と妙に訳知り顔に納得した友人の顔だった。
特にそういったことについて深く話したこともなかったのに、なぜあんなに納得したんだろうとその当時から疑問に感じてたんだけど、結局その理由は聞けずじまいだった。
あれから何年も経った今、『WA2』をプレイした俺は、やっぱり主人公北原の優柔不断さに釈然としていない。かずさのことを忘れられないのなら、雪菜とは別れるべきだった。自分のことを許せないなら、そして本当に雪菜のことを想うなら、雪菜に嫌われるようになんていう卑怯で姑息な手段を採るはずがない。
でも……でも、もし自分もかずさのことを忘れたい、そして雪菜とふたりで歩いて行きたいと思っているのに、それでもかずさのことが忘れられなかったら?
こう考えた時、やっと北原に感情移入ができた自分がいた。俺が変わったのかもしれないし、『WA2』のシナリオに説得力が合ったのかもしれない。おそらくその両方なんだろう。
そして、かずさへの気持ちを押し殺して雪菜と歩んでも、ときに北原に訪れるかずさへの想いは、必ず雪菜を苛む。ふたりはどうやってこれを乗り越えるのか。興味は尽きない。
てゆぅか、まだかずさ出てないんだよね。痛みに耐えながら、かずさ一本で進めたつもりなんだけど。さらに痛い目を見た後でないと登場しないんだろうか?? まあとりあえず2周目始めようっと。
(追記)
和泉千晶バッドエンド?
逃げることがこんなに救いになるなんて……というお話。
また、既読スキップで辛い部分も飛ばせるので、そういう意味でも気が楽(笑)。
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