どう旅2013(富士登山・静岡編)

昨年あたりから「どうでしょうの旅」でなくなってきている「どう旅」。今年のテーマはかねてより案には出ていた富士登山がメイン。体力的に不安のあったIも1年かけて6回の登山を行い、それなりに準備も整えた。

7/30(火)~7/31(水)

熱い日中を避け、夜間に富士山に登るため、10:00頃京都を出発し、まずはベースキャンプとなる御殿場のホテルまでひた走る。ホテル到着後は21:30まで仮眠……のはずが、危惧していたとおり、いつもと違う時間帯での就寝のため、俺は1:40ほどしか眠れなかった。ちなみに同行2人はそれなりに眠れたとのこと。

23:00過ぎにホテルを出発し、国道からふじあざみラインに入り、どこまで続くんだという坂を須走口まで走る。須走口駐車場には0:00頃到着。車はそれなり。そして星空がすごい。町中ではなかなか見られない星の数。そんな空気を堪能しながら準備を進め、0:30頃登山開始。

1番体力的に不安のあったIについては、荷物を俺が持つこととし、当人はウェストポーチ(500mlのペットボトルやタオル等)のみを身につけてもらっての歩行。スピードは順調。いつもならもう少しゆっくり、と言うところだけど、荷物もなく、足取りもしっかりしている。逆に体力的には問題ないと思っていたAのほうが、呼吸、足運びとも若干の懸念を抱かせる。とはいえ、大きな問題では無さそうなのでそのまま進む。

本6合目あたりでティンバーラインを抜け、素晴らしい景色が……と言いたいところだけど、雲のせいでそれほど眺めはよくない。しかし視界が広がったのは気持ちよく、楽しみながら登れる。

7合目あたりから、Aの様子がおかしく、それまでにも増してよく足を引っ掛けるようになる。たいしてIの足運びはもはやベテランの域(笑)。ただ本人曰く疲労はあるとのこと。

速度を落としながら登り続け、8合目あたりで夜明けが近づく。Aの疲労はかなり大きく、頭痛も訴える。慣れない登山による筋肉・心肺能力の疲労と高山病的症状のミックスに見受けられる。ご来光を待つと同時に少し長めの休憩を取る。

富士山でのご来光。雲海から現れる太陽はなかなか美しい。しばらく景色を楽しんだ後、Aの2Lのペットボトルと1L程度の水筒を預かり、ふたたび登頂を目指す。

富士山でのご来光

9合目。このあたりに来ると、俺もこめかみあたりに軽い痛みを覚える。Iも同様。まあこれは誰もが感じるレヴェルの高山病的初期症状なので特に問題なし。が、Aはいよいよ頭痛がひどいとのこと。個人的に嘔吐が強制下山の分水嶺だと考えていたんだけど、そういう様子はないので、あとは本人の気持ち次第。そして本人は登ると言っているので登頂続行。

須走口山頂。Aは息も絶え絶え、Iも疲労の色が濃いが、なにはともあれ3人揃っての登頂。1年前には考えられなかった、まさに快挙といっていいだろう。2人の気力・体力が尽きているため、お鉢巡りは断念。食事を摂りながらしばらく休憩した後、下山開始。

下山を始めると、今度はIが膝とつま先の痛みを訴える。だましだまし7合目まで来て、ここからが下山のハイライト砂走り。これがメチャクチャ楽しい! 2回めに走ったとき、止まるのに失敗して、バックパックに押されて2回転ぐらいしたけど、その後は感覚もつかみ、文字通り飛ぶように駆け抜ける。とはいえ、同行2人のコンディションがよくないので、少し行っては待ち、の繰り返しではあったけど。

そんなこんなで砂払5合目。全員合流し、最後の下り。2人とも力を振り絞り5合目までたどり着き、ミッションコンプリート。そのままホテルまで帰り、一休み。

夜は近くの食べ放題の店(基本焼肉の食べ放題だけど、肉は不味かった。が、20種類ぐらいあったアイスクリームは美味かった)に向かい、翌日の予定を相談。浜松観光に決定して、この日は終了。

8/1(木)

朝から御殿場を出発し、まずは東海大学海洋博物館へ。正直それほど期待してなかったんだけど、珍しい海洋生物もいたりなんかして、なかなか楽しめた。じっくり見ていたら時間が足りないので、それなりで切り上げて次に向かう。

昼食は浜松のブラジル料理バイキング。日本とは違う味付けを興味深くいただき、楽器博物館へ。ここもそんなに期待してなかったんだけど、大量の楽器に圧倒。18世紀(たしか)のチェンバロの演奏なんかもあったりして楽しめた。

エアーパーク(航空自衛隊浜松広報)にも行きたかった(実はここが1番行きたかった)んだけど、時間が許さず断念。翌日に備え、掛川まで戻る。

掛川のホテルにチェックイン後、夕食は回転寿司屋へ。いろいろと工夫はあったが、近くの回転寿司屋のほうがずっと美味い。海のある静岡だけに期待してたんだが残念。もっとリサーチして行かないといけないな。

8/2(金)

旅行最終日。この日は朝からヤマハリゾートつま恋へ。遊んだものをかんたんに――。

パドルテニス
意外とおもしろい。ウォーミングアップにはよい。
トレジャーハンティング
当たり前だけど子どもがターゲット。大人がガチでやるものではない(笑)。
アーチェリー
まったくコツがつかめないまま終わってしまった。
パターゴルフ(ワイルドコース)
いわゆるパターゴルフ。
スポーツカート
そんなに期待してなかったけど、意外と楽しかった。

15:00ごろまで遊び、帰途に。

今回の旅行はなんといっても富士登山。成功できてよかった。ただ、直前になってバタバタと決まったため、それ以外のスポットの選定がおろそかになってたのは反省。次回はもう少し事前にリサーチして行きたい。

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