映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』鑑賞

21時頃からのレイトショーを見に行ったけど、当然ながら満席。男女比は4:6ぐらい? 年齢層は20代が中心か? いつ見に行っても同じような年齢層ってことは、古参の視聴者は次々に脱落していってるってことなのかなぁと少しさびしい気分になりつつ鑑賞。

素晴らしかった! 『エヴァ』シリーズの中で最高。……と思ったら、鑑賞直後にちらっと覗いたTwitterでは「庵野やっちまったな」とか「ポカーン」とか評判がよろしくない。なんで? 意味が判らん? と思い、とりあえず情報をシャットアウト。他の人の意見を見る前にまず自分の感想を書いてしまうことに。書いてから意見を見て追記することもあるだろう。それにもう1回は見に行くつもりだしな。

さて、その感想だけど、何を置いても冒頭の25分!(ぐらい?)あの艦隊戦こそ今回の『エヴァ』の真髄でしょう。どう見てもΝ-ノーチラス号のセルフオマージュ(『ナディア』自体がさまざまなオマージュの集合体ということは当然だけど)。ハーロックのようなネモ艦長のようなミサトさんとエレクトラさんのようなリツコさん。BGMが『ナディア』ときた日にはこれを胸熱と言わずして何が胸熱か!! そしてその趣味丸出しの艦隊戦を劇場クウォリティで20分もやられた日にゃあ見ていて笑いが止まらない。「庵野やっちまったな!」と心のなかで大喝采をしながら見せてもらい、正直この時点で満足した(笑)。

で、お次は乗りたくても乗れないシンジくん。これも笑える。そして無理やり乗ったかと思ったら自分が何をしてるのかも判らないままに4thインパクトを引き起こしそうになる。3rdは君の責任じゃないが、4thは君の責任だよねぇ!? これも笑える。アスカがお子様と罵るのもさもありなん。まあアスカも結構お子様風味だがな。少なくとも28ではない(笑)。あれ、精神年齢も止まるのかね。

そしてカヲル君。相変わらずいいキャラ。よく知ってるのか知らないのか、深く考えてるのか考えてないのか判らないまま退場していくさまもお約束。もはや『エヴァの富竹』と呼んでもいいのではないか(笑)。

そしてラストがまた! あのロードムービーというか南の島編というか無人島物語というか、あの引きは続きが楽しみすぎる。でも予告編を見る限り、活躍してるのはハカイダーだったなあ(笑)。てゆぅかそもそも次回で終わるのぉ!?(笑)

いや、ホンットおもしろかった。ストーリィはよく判らなかったけど、そんなのまじめに考えたら負けでしょう。あくまでエンターテインメントとして楽しめばそれでよし。そしてその意味で非常に楽しめた。……しかし書いてて思ったが、もし冒頭がなかったら俺の印象もだいぶ変わっていそうだな(笑)。

ともあれ俺は大変大変楽しめたということだけは重ねて強調しておきたい。

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